腸内環境について!!

栄養への関心が高まってきている昨今、「食物繊維」が大切な栄養素だということは理解が深まっていると思います。
少し前まで、食物繊維は「エネルギーにならない」「必要な栄養素まで消化・吸収されにくくしてしまう」「食感を損なう」などと、不要なものだと考えられていました。
今では美肌や腸内環境改善など「第六の栄養素」として重要視されています。
食物繊維には、水に溶けない「不溶性食物繊維」と、水に溶ける「水溶性食物繊維」の二種類があります。
それぞれの特徴についてお話していきましょう。
不溶性食物繊維
食感はボソボソ、ザラザラとした食感が特徴です。
不溶性食物繊維の特性として、胃や腸で水分を吸収して大きくふくらみ、腸を刺激して便通を促進させることができます。
その他にもよく噛んで食べるので、食べすぎを防ぎ、満腹中枢を刺激してくれます。
また、有害物質を吸着させて、便と一緒に体の外に排出するため、腸をきれいにして大腸がんのリスクを減らしてくれる優れものです。
水溶性食物繊維
食感はネバネバ・ヌルヌルといったイメージです。
その名の通り、水に溶けやすく小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑え、体脂肪増加の予防が期待できます。
また、コレステロールを吸着し、体外に排出することで血中のコレステロール値を低下させたり、ナトリウム(塩分)を排出する効果もあるので、高血圧を予防する効果もあります。
食物繊維を摂取する目安
意識的に摂るには、野菜に多く含まれることから「一汁三菜」を特に意識しすることが大切です。
※参考までに食事の一例を公開します。
・主食→玄米もち麦ご飯、またはオートミールに水を入れてレンジ
・汁物→減塩みそ汁に、ごぼう・わかめ・豆腐・こんにゃく・しめじを入れる
・主菜→鶏むね肉(塩コショウ少量)・紅鮭(元々しょっぱいので調味料無し)など
・副菜→ブロッコリー・ほうれん草・アスパラ・オクラを茹でたものにMCTオイルを少量
といった具合です。
いかがでしたでしょうか。
「腸活」という言葉が台頭するくらい、腸内環境は人体にとって大切です。
腸内環境が悪化すると生活習慣病・肥満・体臭悪化・便秘など、様々な害をもたらします。
トレーニングのやり方があっているか不安。
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